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公図 プラス表示
2019.04.17
法務局から取り寄せた公図を見ると、ひとつの土地(ひとつの枠)の中に、ふたつ以上の地番が記載されている場合があります。
(2041-1 + 2041-6 + 2041-11)と記載されている土地のことです。
これを「公図のプラス表示」という表現をします。
これは、筆界未確定ということで、3つの土地が、どのように配置されているのか分からないということを意味しています。
3つの土地を、別々の人が所有しているとなると、住宅建築の際に影響が出てきます。
特に、住宅ローンを借りる際に関係することが多く、金融機関から、担保設定の関係で、公図を訂正するよう指示があり、融資条件に含まれてくることが一般的です。
公図の訂正には、時間を要することも多いので、建築地がプラス表示となっている際は、着工までに時間がかかるため、注意が必要です。プラス表示内の所有者同士、人間関係が良くないとなると最悪の場合、着工できないこともあります。
親族所有の土地に建築される方は大勢おられますが、様々な問題で建築できない土地もあります。建築予定地が決まっている方は、早目に土地の調査をご依頼されることをお勧めします。
建築敷地の調査をご希望の方は、お気軽に弊社までお問合せください。
