住宅ローンを借りる前に、車のローンやクレジットカードの分割払いにしているものを、完済しておこう!とお考えになられるお客様がたくさんおられます。
確かに、その方が審査上は良いので、無理がなければ完済をお勧めしております。
意外と忘れがちなのですが、完済をした後に届く、「完済証明書」を残しておくということが大事になります。
借入を完済しても、個人信用情報機関の持つ情報に、完済したことが、すぐに反映されるわけではありません。せっかく完済したのに、資料上では、まだ借りているままの状況になっているということも多々あります。
そんな時は、確かに借入を完済したことを証明するために、完済したことが分かる資料、すなわち完済証明書を、金融機関に提出することがあります。
車のローンを借りておられたら、返済予定表と言われる、今後の返済スケジュールが書かれた用紙をお持ちかと思います。この用紙に、契約された日や、当初いくら借入したのか、毎月いくら支払っているのかなどの情報が記載されています。
その返済予定表の借入を、すべて完済したことを証明するのが、完済証明書です。
この2点を大切に保管していただき、必要に応じ、住宅ローン申込の際に、金融機関に提示いただければと思います。
金融機関にもよりますが、車のローンなどの借入が残っている人と、残っていない人では、審査や契約される金利に影響が出たりします。残高を確認して、完済することに無理がなければ、早めに手続きされることをお勧めします。